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かかりつけ医について(連載3①)尼医ニュースより転載 地域包括支援センター職員の投稿

かかりつけ医

          尼崎市「中央西」地域包括支援センター 主任介護支援専門員 山本 純一

自己紹介

 まずは、自己紹介になりますが、私は、尼崎市「中央西」地域包括支援センターで主任介護支援専門員として勤務しています「山本 純一」と申します。2017年10月1日より勤務しておりまして、3年と数ヶ月過ぎました。これまでは、特養での介護職、介護保険制度が始まり数か所で介護支援専門員として勤務し、その後異動によりデイサービスの管理者として3年ほど勤務したのち、地域包括支援センターで勤務しております。

かかりつけ医のイメージ

 まずは、私が「かかりつけ医」と聞いて、「かかりつけ医」の先生と関わる場面ですが、本人さまの診察に付き添うケースがほとんどです。その場面というのが、外来での診察であったり、往診や訪問診療などの在宅での場面になります。
 「かかりつけ医」がどのようなイメージで、どのように感じるかというと、外来での診察に付き添う場合、本人さまと先生の話を見聞きしていますと、病気の説明やお薬の使い方の話はもちろん、どのように家で過ごしているかと、聞かれています。さらに、一緒に住んでいるご家族の様子も聞いておられ、その中で本人さまが、どのようにしていきたいかを先生が聞いてくださっています。ある先生がおっしゃっていましたが、「かかりつけ医とは、病気だけをみるのではなく、人をみる」と言われていて、まさにそうだなぁと感じます。
 さらに、往診や訪問診療となると、その方だけでなく、その方の生活環境までみて、その方を理解されようと努力されています。
 逆に「かかりつけ医」でない医療機関に受診されるケースですが、「かかりつけ医」でないケースは、紹介や救急車で大きな病院にかかるケースをイメージします。
 大きな病院では、どうしても病気の治療を優先されてしまうので、本人さまが家でどのように生活されてきたのかまでは、理解していただけないことが多いように感じます。大きな病院では、たくさんの患者さまがいて、緊急の対応が必要な方が多いのかもしれませんが…。

患者さんとかかりつけ医との信頼

 相談に来られた方に「かかりつけ」の先生はいますか?とたずねると、「いつもかかっている」「昔からかかっている」「なじみの先生」などの答えが返ってきます。このことから長くお付き合いがある先生とわかります。長くお付き合いをされている先生に、お話を聞く場合、お付き合いの度合いによっては、家の中の様子や家族構成、場合によっては家族の仕事まで知っておられる先生もいらっしゃいます。逆になぜそこまで知ってるんだろうと…。本人さまとの関係が築けて、お互いに信頼でき話せる間柄になっているんだろうと感じます。
 ですから、私の仕事の視点からすると、「かかりつけ医」とは、病気をみるだけではなく、その方の物語を聴きその人をみる先生が、「かかりつけ医」なんだろうと思います。

えらそうなことを言うなと言われるのかもしれませんが、今までの経験と希望を入れながら書かせていただきました。

医師からのコメント

朝田先生からのコメント

 おっしゃる通り永年付き合いのある患者さんはその方のプライヴェートなことまで知り合える関係になるので、気軽に相談事も含めてお話しいただける関係になります。私のところには父親の代から30年以上通っておられる方も多いので、私の方からも「もうそろそろ介護認定受けはったらどうですか?」と言えるようになるのです。

夏秋先生からのコメント

 「かかりつけ医」とは、病気をみるだけではなく、その方の物語を聴きその人をみる先生が、「かかりつけ医」・・おっしゃるとおりだと思います。患者さんの成育歴や生活状況を知らなければ、適切な医療はできません。短時間の診察ではなかなかわからないことも、診察を重ねるうちに患者さんとの信頼関係が築ければ色々な事がわかってきます。このような関係が築けた時、私はこの患者さんの「かかりつけ医」だと言っても良いのではないかなと思います。

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